スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2月18日*MTG、勉強会

2月18日の木曜ミーティングでは、
事業担当の藤屋さんにガザ紛争をめぐる国連決議とゴールドストーンレポートついての勉強会をしていただきました。

ゴールドストーンレポートとは2008年12月27日から2009年1月18日にガザで行われた軍事攻撃の最中およびその
前後において行われた国際人権法・国際人道法の侵害全てを調査することを目的に、国連人権理事会がゴールドストーン判事を核として組織した事実調査団によって調査、まとめられたレポートです。

このレポートではガザ紛争では国際人権法違反と国際人道法違反があったこと…特にジュネーブ条約第4条(民間人の保護)で言及される「人道に対する罪」…が述べられており、さらに国内でその違反に対処する能力は双方にないことを判断し、責任追及は国連安全保障理事会の付託によるICC(国際刑事裁判所)への訴追によってされるべきと判断されています。
(イスラエルはICCの条約に加盟していないため、訴えるためには国連安全保障理事会の付託が必要になります)
ICCへの付託は正義の実現を可能にする方法だと考えられていますが、その実行の可能性はわかりません。安全保障理事会の5大国の持つ拒否権のためです。

昨年11月、国連総会はガザ紛争に対するゴールドストーンレポートに関する決議を採択しました。
114カ国が賛成、18カ国が反対、44カ国が棄権しました(日本は棄権)。
日本の棄権の理由は、初めからレポートがイスラエルを責める姿勢のレポートであり、本当に中立であるとは言えないからだとしています。

採択されたこの決議はイスラエルとパレスチナ側の両当事者に、報告書で指摘された国際人道法違反や戦争犯罪について独立した信憑性の高い調査を3カ月以内に実施することを求めていました。

しかしその調査は現段階では進んでおらず2月26日、国連総会は再び調査を求める決議を採択しました。
この採択では5か月以内の調査を求めています。



今回の勉強会ではこの方法のほかに、「普遍的管轄権」についての話もしていただきました。
こちらは犯罪の重大性に対し、司法及び執行管轄権を普遍的に行使できるという権利です。
もともと領域主権の及ばない公海上で行われる海賊行為に対処するため、海賊行為を人類共通の敵として、すべての国家が司法及び執行管轄権を有するものとして扱われるようになったことから始まったものだそうです。
この普遍的管轄権についてレポートの中でRecommendationがあるそうです。
ICCに付託する方法が無理ならば法律的考え方としてこのような考え方もすることができます。




私は条約や国際法についてわかりませんし、
ニュースについて行くことも難しくて逃げそうになりますが…

私たちには私たちの人権や尊厳を守るための規則を持っていて、
それは長い時間をかけてよく考えられて作られたくさんの人が望むことがかなえられるはずのものであるはずの、私たちのものです。

それなのにどこかで障害が生まれて、
規則が機能しなくなるというのは不思議だと思わなければならないなと思います。
決まりがあっても実際に守られなくては、せっかくあるのに何になるのかと思ってしまいます。

難しいから逃げるということをしないで行きたいです。

勉強会をしてくださりありがとうございました。
N子

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

N子さん、

更新を大変ありがとうございます。
私は話を聞いていて、確かに、違反している、と言うことはとても重要で意義のあることだと思いました。しかし、その言った効果自体、どうもあまり表れておらず、意味があるのだろうか、と何だか虚しさを感じてしまったのも事実です。

今はパレスチナかな??
楽しんできてください!!

No title

通りすがり失礼します。

あるジャーナリストの本を読むと、中東問題はいくら国連で審議されても、アメリカのわがままで考慮されてないという意見がありましたが、どうなんですかね?
たしかに拒否権もあるし、説得力ある意見かなと納得しました。
ちゃんと国連で民主的に話し合って、その結果が形になるように日本もがんばって欲しいですよね。

単なる感想でした。
地道にがんばっている人を尊敬します。
FC2カウンター
最新記事
ブクログ
最新コメント
募金
カテゴリ
リンク
検索フォーム
プロフィール

JVC パレスチナボランティアチーム

Author:JVC パレスチナボランティアチーム

月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。