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シンポジウム “ICCとダルフール”

こんにちは、みなさん。
ボラチームの塩塚です。


先日、中野で行われた“ICCとダルフール”というシンポジウムに参加してきたので、その報告をさせていただこうかと思います。


2003年以降、スーダン西部のダルフール地方では、スーダン政府軍とその後方支援を受ける民兵組織“ジャンジャウィード”と、スーダン解放軍(SLA)や正義と平等運動(JEM)といった反政府勢力との間で、武力紛争が続いています。対反政府勢力作戦の一環として、政府軍とジャンジャウィードは反政府勢力と同一の民族に属する一般市民に対し、“民族浄化”を組織的に展開、数百の村を焼き尽くしました。この紛争で一般市民数十万人が死亡し、数百万人の難民、国内避難民が発生しており、今なお暴行や女性へのレイプが多発しています。
このような状況のなか先月、国際刑事裁判所(ICC)は現職のスーダン大統領ハサン・オマール・バジルに対し逮捕状を請求しました。これにより、問題解決への進展が期待されましたが、スーダン政府は当然この逮捕状を拒否し、アラブ連合や現地へ平和維持部隊を送っているアフリカ連合(AU)はこの逮捕状の取り下げを要求しています。


今回のシンポジウムでは、Human Rights Watchの日本駐在スタッフ、Human Rights Nowの事務局長、そして現地取材を行ったNHKプロデューサーといった方々を招き、ダルフールの現状について、またICCによる現職大統領への逮捕状請求を、どのように捉えたらよいのか、そしていったい何が問われているのかを語っていただきました。


世界的に注目される深刻な問題の割に、日本へ入ってくる情報が極端に少ないこの問題について、今回は大変貴重なお話を聞くことができました。
NHKプロデューサーの日置さんは、虐殺について考えるときの3つのポイントとして、(1)事件の背景(2)加害者の意思(3)虐殺のツールを挙げられました。現在の国家規模の事件は、何年も前から計画され、国際社会の批判をかわす様々な対策をとり、極めて経済を意識した目的のもとに行われるものなんだと感じます。
またICCの訴追に関しても、“Justice or Peace”ではなく、“Justice and Peace”でなくてはならず、そのような希望のもとに、今後の動向を見ていきたいと思いました。


世界で起こる様々な問題をできるだけ正確に捉えるためにも、また期限がどんどん迫る卒論を仕上げるためにも、もっともっと勉強をがんばらないとと思います。
そして、明日初めて挑戦するロッククライミングも、がんばって楽しんでこようと思います。


ではでは、
塩塚

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