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 □ 熊岡さんオリエンテーション □ 

今週のオリエンテーション第二弾。
この日は立て続けに2本オリエンテーションの日となりましたが、
先のアフガンオリエンに続いて、
JVC理事を務める熊岡路矢さんのお話を聞く
大変貴重な機会をいただきました。

熊岡さんは、1979年の
*カンボジアにベトナム軍侵攻、クメールルージュ体制崩壊
*第一次インドシナ難民国連国際会議
*イラン・ホメイニ イスラム革命
*イラク、フセイン独裁政権発足
*ソ連のアフガン侵攻

という激動と言える年を経て、80年に
自動車整備士としてタイの難民キャンプの救援にあたり、
JVCの創設に参加した方です。
現在ではJVCやJANICの理事、東京大学客員教授、難民審査参与員
といった様々な役職に就いている方です。

>>http://www.ngo-jvc.net/jp/aboutjvc/staff_tokyo.html


このオリエンでは、熊岡さんの国際協力で携わったカンボジアでのエピソードや、国際情勢の中でNGO・JVCがどのような歩みをとったのか、
日本の難民受け入れに対する姿勢やそのテクニカルな話をしていただきました。
その後の質疑応答でも、インターンのそれぞれの関心から
パレスチナ問題、ルワンダ、日本の難民受け入れ、
ビジネス化するNGO、NGOのスキャンダル話など、
実に様々な質問に答えていただきました。


そのお話の中で面白かったものの一つを書こうと思います。
主に欧米のNGOで見られる傾向のようですが、
最近NGOの二極化が言われるようになってきているそうです。
NGOも組織として確立し規模が拡大してくると、
その資金繰りを重視する傾向にあるようです。
具体的にはPRのために巨額の資金を拠出し、
広く寄付金を獲得するようなもので、
たとえば組織の広報に1億円使っても、それで1億2千万円集まれば
2千万の利益?が見込めると言ったようにです。


そのような形で成功例が出てくると、それだけこのNGOのビジネス化の傾向が強まる流れになっています。
このような傾向が悪いのかという議論はまた別になりますが、
NGOとはあくまで市民の意思と共にあるべきだと熊岡さんは言いました。


熊岡さんはパレスチナについても言及したのですが、
昨年末からのイスラレルによるガザ侵攻は、
イスラエル社会の異常さやその背景にあるアメリカの異常さが
特に色濃く見えてきた出来事で、
この問題の解決の見通しが立たないことを深刻にとらえていました。


NGOは人道問題や地域開発といったところに目を向けて活動するだけではなく、積極的にその問題の根幹にある政治や経済といった局面と向き合って活動してきたことを知り、
そこでJVCはそのような局面にある政府や企業と全面対決する姿勢でもなく、その下部機関となるのでもなく、対等にもの申していく“対話型”の姿勢を取ることで、今あるような広く認められた組織に成長したんだと感じました。

自分は来年30周年を迎えるJVCに、これからも大きな希望を見出していきたいと思います。


Shio@インターン


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