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NAKBAセミナー

ミーダーン主催の連続セミナー・≪NAKBA60年を問う≫に参加してきました。
NAKBAからの60年を、区切りや回顧というのではなくこれから細くでも長く議論していこうというミーダーンのセミナーの第2回です。
(第1回は臼杵陽先生・阿倍浩巳先生によるもの)
今回は「占領のノーマライゼーションと中東の分断」というテーマで早尾貴紀先生、酒井啓子先生がお話しされました。


シオニスト、イスラエルによる占領、またイラクにおける戦争・占領について語られ、とても勉強になりました。
セミナーの流れは、早尾先生が「占領」の歴史について、シオニストと呼ばれる人々の思想を紹介しながら説明され、その後酒井先生がイラクでの、そしてパレスチナでの「戦争と占領」について、両者に共通の議論は成り立たないとしながら、国民国家を作るに際しての「排除」のあり方をお話しされました。その後補足説明があり、受講者からの質疑応答の時間が持たれました。参加者は60名近くいたようで質疑応答も活発に行われ、用意された時間だけでは足りないようでした。


私にとっては新しいことを知るだけでなく自分が間違って思い込んでいたことに気づかされたりする貴重な時間となりました。
今日聞いてきたばかりでまだ自分自身の考えというのはまとまっていない状況ですが…心に残ったのは、自分の現在の立場が思い描くものと異なる状況にいる、複雑なアイデンティティーを持つ人たちの存在です。イスラエル国家に住むアラブ系ユダヤ人であったり、クルド人のイラク政治家であったり・・・中東にかぎらず世界中のどこにもこういった人々の発生する要因はあると思います。この問題の障壁となっているものは何なのでしょうか、そしてどうすればそれを乗り越えることができるのでしょう。異なる者同士が集まってできただけの共存というかたちと、それらがすみ分けされず共生するというかたちの違いについて、これから私は考えてみたい。セミナーを終えて私はそう思いました。


今日ボランティアチームからは私以外にも参加者がいました!
どうか補足説明、また間違いなどコメントのほうにお願いいたします!!

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コメント遅くなりました。
同じくミーダーンのセミナーに参加してきた塩塚です。
自分は酒井先生の話を聞く機会は初めてで、
今までパレスチナのことばかり耳を傾けていた自分には、イラク情勢と絡めてしてくださった話は本当に得るもの多かったです。

今回の話の中で印象に残ったこと。
それは“人種”や“宗派”“種族”などの認識は、人間の性として存在するものでは決してなく、国家建設の際に伴って形成されるもの、という話でした。中東やアフリカでは、その土地に生きる人たちの知らぬところで内と外が区別され、国境が引かれている。その影響が現在までに残る問題の種になっていることを改めて感じました。

またテーマとなった“占領のノーマライゼーション”。“占領”を前提として問題を考えること、それ自体の是非について、自分は自分の考えを出すことはできません。
大変深い、難しいテーマを抱えて、次の講演を待ちたいと思います。

塩塚

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