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4月16日(木)―、この日文京シビックセンターにて、
JVCパレスチナ現地代表を務めた小林和香子さんと、
来月ドキュメンタリー上映される「沈黙を破る」の監督であり
パレスチナと長年関わってきたフリーランスのジャーナリスト土井敏邦さんの
ガザ報告会、そして対談イベントが行われました。
年度始めの影響か、、
予想していたよりも若干参加者が少ない会場でしたが、
その報告会の内容は充実したもので、
昨年末から22日間続いたイスラエル軍のガザ侵攻、
小林さんからはこのとき対応したJVCのガザ緊急支援の現場、
そして人々の様子を報告してもらい、
土井さんからはこのときのイスラエル側の様子、
この1300人以上の人たちが殺されてなお
イスラエル社会はこの侵攻を支持し、
現在に至る右派政権誕生と向かったのかの見解を語っていただきました。
ガザ侵攻からちょうど3か月が過ぎ、
日本のメディアでもほとんどその状況が伝えられなくなってきている今日、
これらまだまだ知られていない現地の様子を見聞きすることは
この大惨事が忘れ去られていくことを引き留め、
この先長く続いていくであろう復興への困難に
目を逸らさない意識を回帰させてくれたと思います。
ガザの状況は何一つ改善の方向を向いていない。
まだまだ自分たちが目を向けていく必要性は多分にあります。
パレスチナチーム 塩塚