スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12月29日 続くガザへの攻撃 2

一日中、ニュースはガザの状況を伝えています。
夕方、JVCエルサレム事務所には来客があったのですが、
「今、345人って言った?」と、犠牲者の数を伝えるテレビ画面を、皆で見つめていました。

心配になっていたところ、ガザのJVC関係者から電話がかかってきました。




イテダル(ガザ)20:00頃 ランドラインで通話
今日の午後は北部、ジャバリアやベイト・ラヒアが集中的に攻撃を受けたわ。
多くの戦車、兵士がボーダー付近に待機していると聞いている。
1967年の六日戦争の時だって、こんなにひどくはなかった。
私はその時10歳だったけれども、よく覚えている。
攻撃はあったけれども、メーンストリートでの攻撃が主で、
その時は今の状態みたいにどこもかしこも、誰もが攻撃されるかもしれない
というわけではなかったもの。


フブス(パン)を買うのに人々はベーカリーに何時間も並んでいる。
空爆の中で、それでも食べるものがないの。
野菜と、マカロニなど乾燥食材で食べつないでいるわ。
UNRWA(=United Nations Relief and Works Agency、国連パレスチナ難民救済事業機関)は
難民への食糧配布をストップしていると聞いている。
もう難民に配る十分な小麦粉、砂糖などのストックがないのよ。
その代わりに、わずかな在庫のある小麦粉をベーカリーに回しているとも聞いているわ。


子どもたちは毎晩、眠れない夜に眠りにつくときに、
いつでも避難できるようにバッグを準備して、外に出られる服装をして寝ている。
私の姪も15歳だけれども、「死ぬ時にパジャマじゃ嫌。綺麗な服を着ていたい」って
出かける時の服を着て寝ているの。15歳の女の子がよ。


今、ガザの多くの人たちが、
「今から空爆を行うから家から退去せよ」というメッセージの電話が
イスラエルからかかっていると聞いているわ。
そうして退去した人たちは、家が見える通りに家族で立ち尽くして、
家が爆撃を受けるのを見ているのよ。
彼らはいったい、どんな気持で見ているか。
それに家からは何も運び出せないし、一度壊された家財などは、
今のガザには買えるものはないし、そんなお金もないわ。


明日も職場もAEIの栄養センターも閉まる予定。
(AEI=Ard El Insan、人間の大地。JVCが栄養失調児支援をともに行っている現地NGO)
この仕事を20年以上やってきたけれども、
仕事ができない、センターが開けられない、こんなに悔しくて不安なのは始めてよ。


モナ(ガザ)22:00頃 ランドラインで通話
昨日の夜は、1:30から2時ごろにかけて、近くが激しい攻撃を受けたから、眠れなかった。
私の家も爆撃の振動でしばらくゆれていたわ。
娘が目を覚まさないか不安だったけれども、精神的に疲れていて寝ていたみたい。
イスラミック大学が攻撃を受けたのは、象徴的な狙いよ。


うちにはラジオがないの。いつもは車のラジオがあるし、家にはテレビがあるもの。
でもテレビはもちろん、電気が来ている時にしか使えないから、
電池を使うラジオを買わなきゃ。
ああ、今は電気が来ている。シャワーを浴びることができるかしら。


ガザ事務所とエルサレム事務所のスタッフ間で、毎日連絡を取っているわ。
(彼女は国際NGOのガザ事務所で働いている)
今日も、明日は事務所に出勤しないようにという連絡があったの。
コーディネーターのヘバの家は、空爆を受けたモスクの近くにあったから、
窓が全て割れてしまって、彼女は親戚の家に移っている。
もう1人のコーディネーターのラシャは、ラファに住んでいて、
集中攻撃を受けたトンネルに近いから、彼女も親戚の家に避難したわ。
幼稚園児に配る鉄分強化牛乳(JVCも共同で支援を実施)は、相変わらずガザに入ってきていないの。
とはいっても、子どもたちはもちろん、幼稚園に来ることもできていないけれども。
ガザはマーケットにも物がなくなって、私の家のガスタンクは、泥棒が入ってきて全て持っていってしまった。
一缶400NIS(=約10,000円。以前は約60NISだった)もするのよ。
だから、料理ができないの。
窓は爆風で割れるのが心配で開けているから、
寒い夜にコーヒーも作ることができないのが、本当に精神的に疲れるわ。


(JVCが東京で、30日に抗議行動を予定していることを伝えると)
すごいこと、ガザの人たちを思って行動してくれる人たちがいることを嬉しく思う。
何百万人という人たちが今、世界中で通りに出てガザの人たちのために声を上げている。
何かが変わることを祈っているわ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2カウンター
最新記事
ブクログ
最新コメント
募金
カテゴリ
リンク
検索フォーム
プロフィール

JVC パレスチナボランティアチーム

Author:JVC パレスチナボランティアチーム

月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。